境界の測量の種類

1.確定測量

現地の測量を行い、隣接者との立会の上、土地境界確認書を取交し後、確定測量図を作成します。

分筆登記や地積更正登記をご検討の場合、事前に確定測量を実施しておく必要があります。

この場合、道路が公道であれば、区や都、国などへの申請手続が必要となります。(私道であれば、登記名義人の立会が必要)

確定測量は、隣接者との立会など、ご自身のご都合のみでは調整できない事項があるため、お時間に余裕をもってご準備ください。

 

2.現況測量

現地の測量を行いますが、隣接者との立会は行わず、現地の境界標や工作物を測量した結果や、各種資料を参照の上、現況実測図を作成します。

立会を行わないことから、分筆登記や地積更正登記に対応できる測量ではありませんが、建築設計などの図面としては有用です。

ひとまず現況測量を行い、後日、確定測量を実施する場合もありますので、現状把握と言う意味でも十分意味のある測量です。

現地測量は1日間で終えますが、現況実測図のご提示までに、3日から1週間程をいただきたいと思います。

 

3.復元測量

亡失した境界を復元するため、隣接者と立会の上、境界を設置します。

建築工事や道路工事により、境界標が無くなってしまった場合や、気が付いたら無くなっていた場合など、境界を復元する場合には、関係する隣接者との立会が必要となります。

よくあるご質問の中で「正しい位置に復元するのならば、わざわざ隣接者を呼ぶ必要な無いのでは?」とのご意見がありますが、隣接者の立場を考えると、後日のトラブルを招きかねません。

このひと手間を省略したがために、隣接者との関係が悪化するとなれば目も当てられませんので、十分にご理解をいただき、ご相談をお願い申し上げます。

 

4.高低測量

ご依頼地および隣接地の地盤、塀や家屋などの工作物のレベルを測量の上、高低図を作成します。

こちらは建築設計の際に必要とされていますが、道路や擁壁の設計などにも幅広く利用されております。

レベルの基準については、公共測量以外では、ご依頼地の近傍のマンホールやマスに仮のベンチマークを設定し、これからの高低を数値により図示します。

通常は現況測量に含まれていることが多いのですが、高低測量を必要とされない方にとりましては、    費用的な不利益となりますので、当事務所では別枠でご説明しております。

 

5.真北測量

太陽観測または基準点測量による計算結果から、ご依頼地と真北の関係を記載した図面を作成します。

当事務所では太陽観測法を採用しておりますので、観測は晴れた、太陽の輪郭がハッキリ視認できる日に限られてしまいます。

現況測量に含めている場合もありますが、真北測量を必要とされない方にとりましては、費用的な不利益となりますので、当事務所では別枠でご説明しております。

 

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